最近、愚痴ばかりで、自分で読んでいても悲しい事だと思う。
それでも、この手のネタが出てきちゃうから困ったものだ。
Windows系の開発会社だと、なぜかAdministratorかAdministratorsグループに所属するユーザーで他のマシーンにリモートディスクトップでログインして開発させる。
Linux系だと、取り合えずrootユーザーを使用して開発させる。
どちらの場合も言える事だが、制限のあるところに簡単にアクセス出来てしまう開発環境ってどうなんだろう。分かっている人だけがパスワードを知っているのなら分かるが、コーダーレベルの人にもパスワードを教えて管理者ユーザーで作業させるってどういう事だろう。
意味が分からないのが、折角パスワードを大文字・小文字・記号・数字を使って難易度を上げているのに、2~3種類を使いまわすってどうにも理解しがたい。これがセキュリティを重んじる企業でも行われているから嘆かわしい。
また、ある企業ではlinuxを知らないのにrootでしか作業しない。これは無知以前の問題ではなかろうか。
どちらもそうだが、ウィルス等に感染すれば、一気に社内に感染すると思うのだがどうなんだろう。特に企業の場合、コーポレートエディションを使う場合が多いが、逐次新しいパターンファイルがあれば配布するという様な設定を行っている会社を見た事がない。
下手をすると、個人向けのインターネットスイーツ系をデフォルトの設定で使用しているほうが安全じゃないかと思わせる。
まあ、少しは開発に必要な権限以外は与えるなっての。
これからは、あまり重要ではない事だが、外注等に貸し与えるPCのスペックが貧弱すぎる。更にサーバーも同等な事が言える。このご時勢だから仕方ないのは分かるが、スペックが低すぎるだろう。
サーバーにメモリーが512MBってどうよ。ありえんだろう。何がやりたいんだか。それもシングルプロセッサーだから2人が使用すると重くて使えたものじゃない。クライアントも512MBと同じ様なスペックだから、いろんな所でボトルネックが発生する。
笑えたのは、その企業で使用されているPC(サーバーを含む)がCD-ROMしか使えないドライブが搭載されている事。今時、OSやアプリケーションのメディアがDVD-ROMで供給される場合が多いのに、直接メディアからインストール出来ない。
更には、どんなソフトでISOを抜き出してるか分からないが、何時間も掛かって抜き出す。もしかして等速のドライブが搭載されているのかな。
あと、開発用のPCで1024×768のモニターは止めてくれないかな。Visual Studioを立ち上げるとコードの部分が狭すぎてコードが見渡せないんだよね。
と、まあここまで愚痴ってきたけど、ここまで揃うと効率が半分以下になるんですよ。ブラウザを立ち上げるだけで待たされ、何かしようとすると待たされ、挙句の果てに各PCがスワップを始めて更に遅くなる。
総合すると対費用効果を考えると、そこそこのスペックのPCを用意するほうが企業としては結果として費用を抑えられると思うのだが。但し、仕事が遅い人間は、どんなスペックのPCを与えられても効率は変わりませんけどね。
特にソフトウェアの開発に関わって居る方々は、どう思われるのか聞いてみたい。