先日お伝えした「Oracleマジックついに」に関して続報。
Oracle、「MySQL値上げは誤解」と説明(マイコミジャーナル)
- 599米ドルで提供されていたベーシックエディションはパッチへのアクセス、アップデートへのアクセス、年2回の電子メールでのサポートといったサポートのみを提供しており、人気のあるオプションではなかった。
- これまで提供してきたサポートは営業時間内に限られたしかも回数制限付きのものだが、新しいエディションではスタンダードであっても年中無休の回数制限なしのサポートがうけられる。
- 従来のライセンスモデルで年中無休回数制限なしのサポートを得ようとすれば3,000米ドルよりも高いエディションを選択する必要がある。新しいモデルではさらに多くの機能を提供しつつも、価格を2,000米ドルへ抑えている。
だそうだ。
私が思うに、「サポート増やしてやるから金よこせ」にしか見えないのは気のせいだろうか?
Oracleは自社の2つのエンジンのどちらを売りたいのだろう。MySQLは高くなったしOracleのデータベースにすっぺかって言わせたいのだろうか。
MySQLは従来どおり、デュアルライセンスのもとでの提供を継続。無料で利用できるコミュニティエディションは従来どおりGPLのもとで提供される。InnoDBエンジンも搭載される。
だそうなので、取り敢えずサポートなんて要らないよって方はまだ延命できそうだけど、終焉が見えてきたのも事実ではないだろうか。
一つの偉大な文化が一企業に潰されて過去の遺物になっていくのだろうか。
Oracleが嫌いな企業じゃないだけに、悲しいです。