TBSラジオなど3社,地上デジタルラジオでAMラジオのサイマル放送(ITpro)
TBSラジオ&コミュニケーションズと文化放送,ニッポン放送のAMラジオ放送3社は2008年9月18日,デジタルラジオ推進協会(DRP)が行っている地上デジタルラジオの実用化試験放送において,自社のAMラジオのサイマル放送(同じ番組編成の放送)を9月29日に開始すると発表した。地上デジタルラジオ放送受信機でAMラジオ放送も聴取できるようにすることで3社は,2011年7月以降の本放送の開始に向けて,地上デジタルラジオ放送の普及に弾みを付けたい意向だ。
個人的には素晴らしい!!!
深夜番組を録音して、車や通勤中などに聴いている私には、朗報です!
現在、AMラジオを録音するために、AMラジオ用のアンテナとAMラジオ用ブースターを使用して、出来る限りクリアーな音声を保存できるようにしています。
これがデジタルになれば、受信感度さえ十分あれば、もれなくクリアな音声が保存できるようになる。
ただ、喜んでデジタルに移行できるかというと、そうはいかない。
デジタル化される事により、地上波デジタル放送と同様にコピーコントロール信号も附属される。
早い話、録音された音声には著作権保護のために、放送局側がどのようにコピー出来るかの情報が付加されるので、自由にmp3に変換したりとか出来なくなるわけです。
じゃあ、コピーコントロールがどうかと言えば、楽曲などがデジタルで放送されるので、アナログ放送よりオリジナルに近い情報で放送されるので、そういう意味では仕方のない対処だとは思います。
結局、ポータブルオーディオプレーヤーなどが対応してくれないと、どうにもならない。また、私の様に車にmp3再生機能の付いたカーオーディオを使用していると、カーオーディオの対応も重要になってくる。
ただ、デジタルラジオという特殊な分野の製品が、どれだけ普及するかは想像できない。現状のアナログラジオでもどれだけの聴視率があるのか不明だが、完全にデジタルに移行される事はないでしょう。
地上デジタル放送などでもそうですが、アナログ録画モードみたいなものを取り入れてくれればいいのに・・・。