物色中

現在、3つほど欲しいものがありまして、いろいろと情報を収集中です。

この記事は、ちょっと話がくどいかもw

まずは、新しい液晶モニターです。普通に使う分には今の17インチ(ワイドではない)の液晶モニターでもいいんだけど、ワードでドキュメントを開きながらプログラムを書いたりとか、ながら操作をすると画面のサイズが狭く感じる今日この頃。

そこで目についたのが、FlexScan S2202W-Tです。

まだ発売されてはいないのですが、22型ワイドで現在使用しているものより設置時の高さがちょっと高くなる程度。設置場所の関係でデュアルモニターは無理なので、ワイドな奴がいいかなっと。

解像度も現行1280×1024から1680×1050へ。入力端子もデジタルとアナログの2系統あるので、メイン機とWILLCOM D4の両方が接続できるので安心。意外と嬉しいのはヘッドフォンジャックが付いていることでしょうか。

それなら他のメーカーからも同様のスペックの液晶モニターがあるだろうと思われるでしょうが、ここでEIZO(ナナオ)を選択するのは、私の好みですw

PC用モニターがまだブラウン管が一般的だった頃から、発色良さに定番があったナナオ。ソニーのトリニトロンブラウン管の性能を十二分に引き出し、他社のモニターとは一線を画すメーカーでした。

そんな安心感から、自分がモニターを選ぶ場合、まずはEIZO。今使っているのもEIZOだし、相方もEIZO。サーバー用に使用しているのは九十九のセットで買ったSHARP^^;

今回、モニターを新調すれば、現在使用しているモニターはサーバー用に使います。でぇ、サーバー用のSHARP製は、さらばw

なんとか年内には新しいモニターが欲しいです。

次に出来れば早めに欲しいのがUPS(無停電電源装置)です。我が家にはなぜか、24時間365日稼働しているサーバーが2台あります。1台は深夜のラジオ番組を録音するため(24時間待機する必要があるかってのは却下しますw)。もう一台は、我が家のファイルサーバーです。

24時間365日稼働しているという事は、停電や電圧変動でサーバーが落ちる(電源が切れる)場合がある。昔のAT規格のマザーボードであれば機械式の電源スイッチだったので、落ちてもコンセントからの電源供給が再開されれば、OSが起動したのですが、現在のATX規格のマザーボードでは電子式に変更されたため、電源供給が再開しても、PCの電源は落ちたままになります。

そもそも、この落ちるという事がPCにダメージを与えるので、停電や電圧変動をなんとかしてやらなければならない。特にファイルサーバーには、重要なファイルが保存されているのでハードディスクにダメージがあると泣くに泣けない。なので、定期的にRAIDユーティリティでハードディスクに異常がない事を確認しています。

そこで定期的なバックアップって話になりそうなのですが、ファイルサーバーに接続されているディスク容量は1.5TByte。これをDVDなどでバックアップするのは現実的ではないのは明らか。かと言って業務でよくつかわれているテープでのバックアップ。そもそもテープの装置自体がパーソナルユースじゃないので、これまた現実的ではない。

そこでRAIDの登場。まず考えたのがRAID1。これは、2台のハードディスクに同じ内容を書き込み、どちらかが故障した場合にももう一台が生きていれば、ハードディスクへのアクセスが可能です。俗にいうミラーリングですね。もっとわかりやすく言うと、リアルタイムバックアップでしょうかね。RAIDコントローラーが2台同時に書き込みするので、ハードディスクのパフォーマンスを最大限に活用できます。ただ欠点は、500GByteのハードディスクを2台使った場合、PCから見える容量は500GByte。これじゃコストパフォーマンスが悪い。

次に考えたのがRAID5。これは、ちょっとややこしいのですが、3台以上のハードディスクで構成されて、接続されているハードディスクがPCから1台に見える。これはRAID1と同様。ハードディスクへの書き込みの際、接続されているすべてのハードディスクに分散して書き込まれます。この時、パリティ(誤り訂正符号)も生成され、3台構成の場合、2台にデータの実体を入れて、残りの1台にパリティを書き込む。ただ、特定の1台にパリティを書き込むのではなく、接続されているすべてのハードディスクに分散して書き込まれます。これで1台のハードディスクが故障しても新しいハードディスクを接続することで、元通りに復旧できる。

ただこのRAID5にも欠点がある。まず、同時に2台のハードディスクが故障した場合には、復旧できない。また、ハードディスクへの書き込み速度が、RAIDコントローラー次第になる。RAID1に比べて接続されているハードディスク-1台の容量が使えるので、コストパフォーマンスが大きく改善されます。

大きく分類するとソフトウェアRAIDとハードウェアRAIDがある。ソフトウェアRAIDの場合、PCのCPUの力を借りてパリティを生成するため非力なCPUの場合、十分な性能が発揮できない。ハードウェアRAIDの場合、RAIDカード上にRAID用に専用のコントローラーチップがのっている。こちらはPCのCPU性能に関係なくコントローラーチップの性能でハードディスクへのパフォーマンスが決定する。

でぇ、将来的にはハードウェアRAIDなカードが欲しいのですが高価です。業務用で利用されることが多いので対応するハードディスクは大抵、SCSIになります。そうなると、選択肢としてはソフトウェアRAIDになるわけです。

おっと、話がUPSから離れてしまいましたね。取り合えずRAIDを使っているので、安定した電源を確保できれば、普通にハードディスクを利用するより安全になります。

そこで問題になるのが、安定した電源の確保です。ここでやっとUPSの登場になります。

UPSには大きく分けて、コンセントからの電源供給をそのまま出力し停電や電圧低下が起こった時にバッテリーに切り替えるタイプと、出力電圧を常に100Vに近づけて出力電圧を安定されるタイプと、コンセントからの電源供給に関係なく常に100Vで安定した電源供給を行うタイプがあります。

1つ目の場合、普段はコンセントからの電源供給をそのまま出力されるので、UPSで消費する電力は少なめで、小型なのが特徴です。ただし、注意しなければいけないのが、バッテリーからの出力が矩形出力のものもあります。まあ、通常使用ではあまり問題になる事はありません。

2つめの場合、UPSからの出力が正弦波になります。これはコンセントから入ってくる波形と同じになるので、機械に優しくなります。また、コンセントからの電源供給をそのまま出力するのではなく、正圧されて出力されるので、コンセントからの電圧変動に強くなります。

3つ目の場合、常にバッテリーからも出力されるので、停電や電圧低下が起こった時にバッテリーへの切り替えが発生しません。UPSに接続される機器が瞬断に弱い場合にも、安定供給が可能になります。

普通、ご家庭であれば1つ目の方式のUPSが安価で導入しやすくなっています。より安定した供給が必要な方には2つ目が良いでしょう。3つ目のは、非常に高価になりますのでホームユースではありません。

UPSを使用した場合の利点は沢山あります。

まずは停電時にバッテリーに切り替わるため、PCのシャットダウンなどを行う時間を与えてくれます。大抵の場合、PCとUPSをRS232CまたはUSBで接続して使用し、専用ソフトを利用してUPSからの情報をPCが取得し、バッテリーからの供給に切り替わった事を感知して自動的にシャットダウンを実行してくれます。

2つ目の場合は、更に電圧を常に安定させますので、電圧の変動に強くなります。1つ目に比べて多少高価になりますが、安心を買うという意味では、それほど高い買い物にはならないと思います。

モデルによっては、電話回線のサージ電圧を保護してくれるものもあります。

購入する場合は、幾つかの注意点があります。

まず、UPSに接続される機器の消費電力です。利用する機器が消費する電力以上の電力を供給できる物を選ばなくてはなりません。

次に注意しなければいけないのが、バッテリーに切り替わった後も供給されるUPSのコンセント数です。メーカーやモデルによってバッテリーからも供給されるコンセントとサージ電圧を保護のみを行うコンセントに分かれている物があります。

最後に専用ソフトが使用しているOSに対応しているか。対応していない場合、自動シャットダウンなどは行えません。Windows XPやWindows Vistaならほぼサポートされていると思います。

ここで私の場合に話を移しましょう。現在UPSの候補にあがっているのがオムロンのBN100Sです。この容量があれば、来年早々にでも新ファイルサーバーを導入した場合にも安心して利用できそうです。バックアップ時間も4.5分という事で、サーバー休止状態へ移行させるのには十分な時間だと思います。また、新サーバーはWindows Vista x64を考えているので付属ソフトの対応も大丈夫のようです。

現在は、定期的にサーバーが正常に稼働しているか確認していますがUPSを導入すれば更に安心して稼働させておくことができます。

ここまで揃ってしまえば、後は新ファイルサーバーの構成を考えるだけです。今の所の予定では、クアッドコアでメモリーを4GByte、今利用しているよりパフォーマンスがいいRAIDカード。1TByteのハードディスク4台。パフォーマンスモデルのビデオカード。16ポートと8ポートの1GBitハブ。

このサーバーにServer系のOSを使用しないのには理由がある。まず、ファイアウォールやアンチウィルスソフトが高い。当然OSそのものも高価。普段は子供のネット用に使用するので、セキュリティ関連は必須なので、必然的にWindows Vistaになる。こだわりと言えば、3GByte以上のメモリーを使用できるようにx64な奴を使うことくらいでしょうか。当然、利用するパーツのWindows Vista x64サポートが必須条件になる。

だらだらと書き連ねてきましたが、どういう順番で購入するかも決めていないので、当分妄想で楽しめそうです。

目指せ!下手なSOHOよりも快適なPC環境!!

余談ではありますが、周りの人に、家庭でRAID5でPCを組んでいるというと、「どうせ、エロ動画集めてるんだろう?」と言われますが、決して如何わしいファイルの収集など行っておりません。

大きく占めているのは、各種CD/DVDのイメージです。これは、OSの入れ替えが発生した場合や新規でPCを購入した場合に、ファイルサーバーにさえ接続できれば、必要なソフトが即座にインストールできることです。

次に多いのは、ダウンロードした、シェアウェアやフリーウェアですね。数世代のものを保存していますので、それなりにハードディスクを占有します。

残りは、メイン機、相方機のバックアップです。メイン機のハードディスクは3基で1TByteありますんで、すべてをバックアップするにはちょっと無理があります。なくなると困るメール、お気に入り、2chのログ、仕事関係のファイルのバックアップですかね。

既に1.5TByteの半分以上を使用しているので、パンクするのは時間の問題。年明け早々にも新ファイルサーバーが設置できれば、今まで以上に快適なファイルサーバーになるのは間違えない。

価格的にモニターが最初で、次にUPS、そして新生ファイルサーバーの順番が理想的ですね。

ご家庭にノートパソコンしかない場合はUPSは無用の長物になるのは間違えないので、ノートパソコンしか所有されていない方は、UPSに注目する必要はないかと思います。

一体、我が家のPC環境はどこまで成長していくのでしょうか。

皆様もUPSなりRAIDカードの購入を考えてみては如何だろうか?

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