もう何年もファイルサーバーを24時間稼動させているが、2代目ファイルサーバーは1代目が死亡したので急遽設定したため、スペックダウンした。1代目はP4だったのがP3へ降格。更に格納するファイルの増加のためチャレンジ精神だけで組み込んだソフトウェアRAID5。これがいけなかった。読み込みも書き込みも、フロッピーディスクなのって位遅い始末。
それでも設置した当時としては1.5TBのサイズを使いきれるかと思っていたので、のほほんとしてたんだけど、世の中そんなに甘くないですね。
ファイルサーバーも主な用途は以下の通り。
- MSDNからダウンロードしたファイルの保管
- フリー・シャアウェアのダウンロードしたファイルの管理
- 忘れては困る情報のファイル管理
- 仕事で使用した仮想環境と関連ファイル群の管理
- 家族のPCのバックアップ(メールやお気に入りなど)
- その他、未整理のファイル群
元々は、ネットワークメディアプレーヤーなどと言うものを買ったので動画を一元管理して、どのPCからでに視聴できるようにするのが目的だった。まあ、ファイルのバックアップには使っていたんですけど。当時は故障時の対策として2台のPCを24稼動させて管理していた。
また、ファイルサーバー自体が専用の部屋で稼動していたので、騒音も特に気にならなかった。しか~し、今回引っ越してファイルサーバーがリビングにしか設置する場所が無くなってしまったので、いろいろ考えました。
まず、静穏化は必須だなと。最初は大型クーラーを低速で回して解決しようと思っていたんだけど、大型クーラーを設置できるケースとなると意外と大きい。お値段の方も、CPUのランク上げられるんじゃね?って感じ。
更に問題は大きく、発熱源がCPUだけじゃなくビデオカードやHDD、メモリーまでも意外と発熱してくれる。じゃあ、どこで静穏化するかと言う事になる。昔ならCPUはペルチェで冷やせばって話になるのだが、今回はやっと一般化したメンテナンスフリーの水冷冷却を使用しようかと思う。通常のCPUクーラーに比べれば高いですが、CPUを空冷以上に冷やしてくれるので寿命も少しは延びるかな。水冷には、CORSAIRのCWCH50-1を使用しようと考えています。
次にビデオカードだが、サーバー用途と言う事もあり、ローエンドのヒートシンクのみのものがいいかな。これなら騒音の原因にはなりませんからね。
残るHDDですが、今回はICH10RなどのソフトウェアRAIDを使用する予定(懲りていないw)。5はCPUパワーを使い過ぎるので、1のミラーリングで行ってみようかと考えています。HDDの費用は倍になるので決してコストパフォーマンスがいいとは言えないが、ハードウェアレイドカードを購入するよりは安い。
構成としては、500GBx2をブートドライブに。500GBx2を外向けようのサーバー。新規に2TBx2を内向けファイルサーバーを予定しています。メインのホストOSにはWindows 7 64ビット。ゲストをVMWare Serverを使用してLinux。まだどのディストリビューションを使用するかは決めてませんが。
今回の目玉は外向け専用にゲストOSとは言え独立したOSがある事ですかね。まあ、ウェッブ、SSH、SFTP、VPN程度にしか使用する予定はありませんけど、本当はメールサーバーもと思っているのですがセカンダリーメールサーバーが無いと、もしサーバーがダウンしてしまうとダウン中のメールが捨てられてしまいます。安価なセカンダリーメールサーバーサービスなどがあれば設置しますけど、どうなるかな。
CPU・・・これが一番の問題かな。Core iシリーズしか選択肢は無いのは確かなんだけど、安価なi7-8,5,3シリーズにするかi7-9xxシリーズにするか。それとも近々発売される6コアのやつにするか。6コアあれば、サーバーにCPUを余計に割り当てられるので、意外といいかなとも思うんだけど、高いよな~。
そういえば、マザーボードも決めて無いな。最低6台のHDDが接続できる事が条件なんだけど、今時のは大体大丈夫。けど、増設するんだろうな。多分、仕事や趣味用のゲストOSを入れるHDD。エコなPCにはならないかな。それでも、サーバーマシンである程度作業をこなせるので、メインのPCはゲームが出来る程度で良くなるから、いいかw
あぁ~、なんで計画から実際に購入するまでにいつも時間を掛けすぎるのかな。だから世代交代などで構成が変わり、わけが分かんなくなるんだよな。
購入する時にはDDR3の4GBモジュールが安価になっている事を切に願います。だって4×6で24GB乗せられるじゃないですかw
さて、お盆休み頃には出来上がっているかな・・・。
大抵の人は、NASとかで済ませるんだろうな。